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RAID の状態を調べるユーティリティはいくつかあります。 ハートウェア ベース RAID には通常 RAID 構成ユーティリティが付いています。これは Windows のアプリケーションまたは RAID コントローラの BIOS という形で提供されます。 後者の場合は、ブート時に特殊なキー シーケンスを押して RAID コントローラの BIOS を起動します。 その他に役立つユーティリティとしては、[ディスクの管理] と Windows エクスプローラがあります。
RAID 構成ユーティリティ
RAID 構成ユーティリティには次のような RAID のハードウェア状態が表示されます。
- アクティブまたはオンライン。
- 劣化： RAID 5 のディスクの 1 つが故障。 RAID は残りのディスクにあるパリティ情報のおかげで故障しているディスク上のデータを再生して稼動を続けることができます。 ただし、そのために速度が低下します。 さらに、もう 1 つディスクが故障するとデータが失われます。
- 非アクティブ、オフライン、未定義： RAID は機能していません。または RAID が定義されていません。
実際に表示されるテキストは RAID コントローラによって異なります。
[ディスクの管理] ユーティリティ
[ディスクの管理] は Windows に組み込まれている管理ツールの一部で、ディスクやボリュームの管理に使用されます。ソフトウェア ベース RAID ボリュームの管理もできます。 Windows XP では、[スタート] > [コントロール パネル] > [管理ツール] > [コンピュータの管理] > [ディスクの管理] の順にクリックしてアクセスできます。
ハードウェア ベース RAID では、[ディスクの管理] を使って RAID が機能しているかどうかを調べることができます。 RAID が機能している場合は単一のディスクとして表示されます。 [ディスクの管理] (および Windows) は RAID を構成している個々のディスクにアクセスできません。 RAID コントローラがコンポーネント ディスクを管理して単一の論理ディスクとして Windows に接続します。 RAID が表示されない場合や個々のコンポーネント ディスクが表示される場合は RAID のメカニズムが機能していないことを意味します。
[ディスクの管理] はソフトウェア ベースの RAID 0 (ストライプ ボリューム) や RAID 5 の作成、変更、削除に使用できます。
Windows エクスプローラ
Windows エクスプローラやマイ コンピュータの画面では、ボリュームがアクセス可能かどうか、ファイルが存在するかどうかを調べることができます。
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